コザクラインコ3羽を3泊4日、完全無人で留守番させました。正直、「3泊4日も無人で大丈夫なのか」と出発直前まで迷っていました。特にさくらちゃんは冬になると私の懐で寝る子で、ごはんも手から食べる甘えん坊です。雛から育ててきた分、どうしても考えすぎてしまいました。
今回は東京ー和歌山までの長距離移動です。連れて行く選択肢は現実的ではなく、仕方なく留守番という判断になりました。テストをしたかったわけでも、記録目的で計画したわけでもありません。不安だからこそ、水や餌、温度、空気、確認手段をひとつずつ重ねていったら、結果的に準備が万端になっていた、という流れです。
結論から言うと、3羽ともいつも通りでした。体重減少なし、情緒の乱れもなし。甘え方も変わりませんでした。この記事は、そのとき私がどう準備し、帰宅後どうだったのかを、そのまま記録としてまとめたものです。
3泊4日、完全無人で留守番させた理由
引越し準備で3泊4日家を空けることになりました。いちばん不安だったのは、甘えん坊のさくらちゃんの「情緒」です。
冬は私の懐で寝て、ごはんも手から食べる子です。雛から育ててきて、甘やかしている自覚もあります。だからこそ、温度や餌より先に、寂しさで食欲が落ちないか、落ち込まないかが気になっていました。
ただ、思い返すと、私が買い物に出ている間はどうかというと、カメラ越しにはケージ内の畳で静かに羽繕いしていることが多いです。家族からも、私がいない時間は特に騒がず落ち着いていると聞いていました。
今回は不安だったので、帰宅後に体重や消費量を数字で確認することにしました。結果としてどうだったのか、その経過も含めて残していきます。
水の設計|50ml+120mlの二重化
各ケージに2種類設置しました。
・バナナ型 50ml(普段使い)
・プッシュ式 120ml(保険)
実際に減っていたのは主に50ml側です。3泊4日でほぼ空になっていました。
50ml ÷ 約3日 ≒ 16〜17ml/日。
3羽で見ても、理論値の範囲内の消費量です。
プッシュ式は思ったほど減っていませんでした。完全にバックアップとして機能していた形です。

なお、プッシュ式は最初の設置時に床が濡れるレベルで水漏れしました。原因は締め不足です。しっかり締め直すと漏れは止まりました。本番の3泊4日では水漏れは発生していません。
餌の設計|通常の2.3倍量を入れた
通常の給餌量は合計40g/日です。
・さくらちゃん 10g(低脂肪タイプ)
・さいちゃん 10g
・ぽぽちゃん 20g
3泊4日で計算すると約120g必要になります。今回は280g入れました。理論必要量の約2.3倍です。
使用したフィーダーは、殻が下に落ちる構造になっています。留守中に混ぜ返すことはできない前提で、このタイプを選びました。
フィーダーの横幅が大きいため、そのままではケージに入りません。画像で指している部分をペンチで少し広げて、取り付けられるように調整しています。

通常は網と底板のみですが、留守番中はその上に新聞紙を敷きました。万一の水漏れや餌のこぼれに備えた対策です。
温度管理|設定15℃、実測最低11℃
冬場の留守番でいちばん外せないのが温度管理です。今回は60Wヒーターを2基、ケージを置いている台の下に設置しました。直接当てるのではなく、下からじんわり上げるイメージです。
温度はミニマルサーモで管理し、最低15℃に設定しました。留守中に大きく下振れしないよう、あくまで「下限を切らない」設計にしています。

センサーは、鳥たちが普段いちばん長くいる高さに合わせて設置しました。ケージの上部や床付近ではなく、実際にとまって過ごす位置の温度を基準にしています。

実測の最低温度は11℃台でした。私が普段過ごしている生活空間も10〜14℃ほどなので、放鳥時と大きく変わらない温度帯です。特別に厳しい環境になったわけではありません。
帰宅後も体調の変化はなく、体重の減少もありませんでした。

湿度の表示はあまり信用していません。あくまで温度の参考値として使っています。電池は3日ほどで切れるため、今回は充電池で運用しました。
空気と監視|遠隔で確認できる状態にした
換気扇と照明は、08:30 ON/18:50 OFFで自動設定しました。生活リズムが崩れないよう、普段に近い時間帯に合わせています。遠隔操作はTapoアプリから行っています。
遠隔操作はTapoアプリを使用しています。
ダウンロードはこちらから。
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3K 5MPのカメラを設置しているので、羽繕いの細かい動きまでしっかり確認できます。録画もできて、音声出力も使える状態にしています。ここは正直、ケチらなくて良かったと感じました。
以前使っていたカメラは画質が荒く、拡大するとぼやけて何をしているのか分からないこともありました。今回は出先から映像を拡大しても、ちゃんと様子が見えます。「あ、普通に羽繕いしてるな」と分かるだけで、安心感がまるで違いました。値段は高めですが、留守番をさせるならこのクリアさは大きいと思います。
3泊4日のあいだ、停電はなし。通信の遮断もなし。完全無人でしたが、最後まで途切れずに見守れました。

帰宅後の体重と様子
帰宅して数日後に体重を測りました。
・ぽぽちゃん 104g(目標100g)
・さいちゃん 52g(目標50g)
・さくらちゃん 53.5g(目標50g)
全員、減っていません。むしろわずかに増えていました。
うんちに異常はなし。羽荒れもなし。食欲の変化もありません。さくらちゃんの甘え方も、さいちゃんの落ち着き方も、ぽぽちゃんのマイペースさも、いつも通りでした。
分かったこと
いちばん落ち着かなかったのは、たぶん私でした。
水を二重にして、餌は余裕を持たせて、温度は下限を決めて、空気と明かりはタイマー管理、さらにカメラで確認できる状態にしておく。そうやって一つずつ積み重ねていくと、3泊4日という時間は思っていたほど大きな壁ではありませんでした。
甘やかしていると思っていたさくらちゃんも、実際は想像よりずっと安定していました。私がいない時間も、自分のペースで羽繕いして、食べて、寝ていたようです。心配していたのは私の方だった、と帰ってきてから静かに実感しました。
Q&A
- コザクラインコは3泊4日、完全無人で留守番できる?
今回の設計と管理体制では大きな問題は起きませんでした。ただし、水・餌・温度・監視は徹底しています。 - 留守番中の最低室温は何℃だった?
実測最低11℃台。 - 留守番で体重は減る?(減らなかった?)
減少なし。むしろ微増。 - 留守番中に給水器の水漏れは起きた?
初回は締め不足で発生。本番ではなし。 - 留守番中の湿度管理は必要?温度だけでいい?
今回は温度のみ重視。湿度は参考程度。
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最後に
3泊4日という時間そのものよりも、私にとって大事だったのは「どこまで環境を整えられているか」でした。水は二重に用意して、餌は普段の倍以上入れて、温度はヒーターとサーモで管理して、空気は換気と照明をタイマー設定、さらにカメラで確認できる状態にしておく。そうやって一つずつ重ねていった結果、特別なことは何も起きなかった、というのが正直なところです。
帰宅したときの様子も、拍子抜けするくらい普通でした。さくらちゃんも、さいちゃんも、ぽぽちゃんも、いつも通りの顔で、いつも通りの動き。体重も減っていなくて、うんちも問題なし。あれだけ心配していた私の方が少し力が抜けました。
冬は私の懐で寝るさくらちゃんは、きっと寂しがるだろうと思っていました。でも実際は、想像していたよりずっと落ち着いていました。甘やかしているつもりでも、ちゃんと自分の場所で過ごせる力があるんだと感じました。留守番が不安になるのは当然ですし、私も何度も迷いました。でも、できる準備を一つずつ積み重ねていけば、落ち着いて見守れることもあると今回あらためて思いました。









