「愛鳥が発情期なんだけど・・・卵があるのかどうか気になる」って方に向けて記事を書いてみました。
うちの『さくらちゃん』、まだ生後8か月だからって油断してたら卵産んでしまいました。
愛鳥が発情期で『飛行機ポーズ』などの行動をしているのであれば要注意。発情の様子や卵を産む前の様子など細かくお伝えします。良かったら参考にしてみて下さい。
コザクラインコの発情期・卵を産む前の行動と産んだ後の話
さくらちゃんのお迎え
さくらちゃんは2022年2月産まれ。
1度喪ってるから過保護に育てていました。
ただ・・・インコの成長は早く、あっという間に発情期を迎えました。
パートナー認定
6ヶ月年上の『さいちゃん』をパートナー認定。
ただ・・・残念だけど『さいちゃん』は全く興味なし。飼い主はペアになってくれる事を望んでいたので見守りました。
体重の増加
行動の異変を感じてから毎日の体重測定。
49gだったのが52g ⇒ 54g・・・
MAXで57.5gまで増加しました。
卵があるかどうか『体重の増加』で確認出来ます。ここまでの増加だと複数あると考えて良いかもしれません。
産卵(無精卵)
まだ1歳にもなってないからと『発情抑制』もしませんでした。『下腹部がぽっこり』と見てわかる状態だと出産も近いです。それから1週間もしないうちに『無精卵』を産みました。
『有精卵』であれば良いのですが『無精卵』なら出来る限り産ませたくないですね。
結果、2つ卵を産みました。
1つ目を産んでから2日後にもう1つです。
57.5g ⇒ 52.6gに変化。メスは『卵詰まり』が怖いですよね。メスの行動を始めてから定期的に『カキ殻』与えて準備しました。
体重的にまだあるんじゃないかと心配しましたね(;’∀’)
卵を産んだ後
産んでからすぐ『卵』を吹き飛ばしてしまいました。
卵にヒビも入って割りそうな勢いです。
卵を取り上げてしまうとまた卵を産む準備をしてしまうらしいです。
万が一に備えていた『偽卵』と入れ替えました。でも・・・全部はじき飛ばしてしまうので撤去しました。
発情期の様子
『紙切り』はわかりやすい行動の1つですね。
最初のうちは尾羽に挿そうと一生懸命で微笑ましいです。ただ、発情のピーク時は巣(ケージ)に持って帰ります。そんな行動が見られたら要注意です。
飛行機のポーズも様子が変わります。
最初のうちは『ほら見て』って感じで余裕があります。ただ、発情ピーク時は『飛行機ポーズ』を継続しながら『トゥクトゥク』鳴きます。必死な感じがあるのでハッキリとわかります。
これが1番わかると思いますが『糞』の大きさが変わります。
キレイ好きなコザクラインコですが『ケージの汚れ具合』が明らかに変わります。乾燥すると飛散するのでこまめに掃除しました。あと、体力消耗による免疫力低下を補うために20Wヒーター設置しました。
便の大きさが通常より大きい場合、発情中の雌鳥であれば正常です。雌鳥は、繁殖行動中は巣箱の中にこもることが多いため、総排泄腔の糞洞が拡張し、便を貯めてから排泄するようになります。この現象は、エストロジェン分泌性の精巣腫瘍でもみられ、この場合雄でも大型便をするようになります。
また脊髄の障害や腹腔内のマス、腹壁ヘルニアによる排便障害時も大型便になることがあります。この場合、大量の便の貯留によって総排泄腔が拡張します。(メガクロアカ)自力で出せない場合には、指で圧迫して排便をさせる必要があります。
横浜小鳥の病院
まとめ│卵を産んで飼い主が思う事
ペアとなって予定通りの有精卵であれば良いと思います。
ですが今回のような産卵は無駄に体力を消耗させてしまうだけなので避けなければなりません。という事で『発情抑制』をしたところ効果抜群でしたので、また記事にしたいと思います。
発情は少なからずとも飼い主の努力でコントロールできるんだと実感しました。さいちゃんとラブラブになってから発情OKな環境にしたいと思います。
★youtubeで今回の内容について動画アップしているので良かったら参考にしてみて下さい
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