コザクラインコ発情期と産卵体験記|卵があるかの見分け方

「愛鳥が発情期っぽいんだけど……もしかして卵があるのかな?」

そんなふうに、胸のあたりがザワッとしている方に向けて、今日は私の体験をそのまま書いてみます。

うちの『さくらちゃん』はコザクラインコの女の子。正直なところ、まだ若いし、そこまで心配しなくても大丈夫だろうと、少し油断していたと思います。

ところが、生後8か月くらいのタイミングで、まさかの産卵。本当に、言葉が出ないくらい驚きました。

発情期に入ると、『飛行機ポーズ』をはじめ、
ツンデレなさくらちゃんでも分かるくらい、いつもとは違う行動が少しずつ出てきます。

最初は「なんか変だな?」程度の小さな違和感でも、あとから振り返ると、ちゃんとサインは出ていたんだと分かりました。

今、同じように「気のせいかな」「でもちょっと不安だな」と感じている方に、
私の体験が少しでも参考になればと思います。

コザクラインコの発情期・卵を産む前の行動と産んだ後の話

さくらちゃんのお迎え

お迎え当初のさくらちゃん(2022年3月)


2022年3月

成長してきたさくらちゃん(2022年4月)


2022年4月

さくらちゃんは、2022年2月生まれです。

実はその前に、一度インコを喪った経験があって、そのことがずっと心に残っていました。

だからこそ、さくらちゃんを迎えてからは、どうしても慎重になりすぎるくらい、過保護気味に接していたと思います。

体調や行動の小さな変化にも敏感になっていて、「大丈夫かな」「無理させてないかな」と、いつも頭のどこかで考えていました。

ただ、それでも実感したのが、インコの成長は本当にあっという間だということです。

ついこの前まで幼さを感じていたのに、気づいたときには、もう発情期に入っていました。
飼い主の気持ちの追いつかないスピードで、ちゃんと成長していくんだなと、そのとき強く感じました。

パートナー認定

さいちゃんをパートナー認定したさくらちゃん

さくらちゃんは、6か月年上の『さいちゃん』を、どうやら自分の中でパートナー認定したようでした。

行動を見ていると、「この子だ」と決めてしまった感じで、こちらが見ていても分かるくらい、一方的に気持ちが向いている様子でした。

ただ……残念ながら、さいちゃん本人はまったくその気なし。距離を詰められても、どこか他人事のようで、温度差はかなりありました。

飼い主としては、できれば自然な形でペアになってくれたらいいなと思ってしまいます。無理にどうこうするつもりはなかったので、その時は特に介入せず、しばらく様子を見ることにしました。

体重の増加

体重測定中のさくらちゃん

行動に変化を感じ始めてからは、毎日欠かさず体重を測るようにしました。

それまでは、正直そこまで細かくチェックしていなかったのですが、「もしかして発情かも」と思ってからは、体重が一番分かりやすい指標だと感じたからです。

49gだった体重が、52g、54gと少しずつ増えていき、数字を見るたびに「やっぱり何かあるな」と感じるようになりました。

そして最終的には、MAXで57.5gに。ここまで増えると、さすがに見た目にも違和感が出てきます。

この体重の増え方を見ていると、「卵があるかどうか」は、ある程度予想がつくようになります。

私の場合は、「これは1個じゃ済まないかもしれないな」と思い、複数ある可能性も考えて、より慎重に様子を見るようになりました。

産卵(無精卵)

産卵後の様子
無精卵の写真

まだ1歳にもなっていなかったこともあり、この時は、積極的な『発情抑制』はしていませんでした。

正直なところ、「ここまで早く来るとは思っていなかった」という気持ちのほうが強かったです。

ただ、ある時から『下腹部がぽっこりしている』のが、見た目ではっきり分かるようになりました。

この状態になると、もう出産が近いサインなんだと、あとから振り返って思います。その後、1週間もしないうちに、無精卵を産みました。

有精卵であれば話は別ですが、今回のような無精卵の場合は、体への負担を考えると、できる限り産ませない方向で考えたほうがいいと、私は感じています。

2つ目の卵

結果的に、卵は2つでした。

1つ目を産んでから2日後に、もう1つ。
間が空いていたこともあって、その間ずっと落ち着かない気持ちで様子を見ていました。

体重も、MAXだった57.5gから52.6gに減少。
数字が下がったのを見て、少しホッとした反面、
「本当に全部出たのかな?」という不安は消えませんでした。

メスにとって『卵詰まり』は本当に怖いことなので、発情行動が見られ始めた段階から、カキ殻を与えて準備はしていました。

それでも、
「もしかしたら、まだ体内にあるんじゃないか」
そんな考えが頭から離れず、正直かなり心配しました。

卵を産んだ後

卵を産んだ後のさくらちゃん

産卵後、さくらちゃんは、卵をそのまま抱くどころか、勢いよく吹き飛ばしてしまいました。

転がるたびにヒビが入りそうで、見ているこちらがヒヤヒヤしてしまうほどです。

卵をすぐに取り上げてしまうと、また次の卵を産む準備に入ってしまうと聞いていたので、あらかじめ用意していた偽卵と入れ替えることにしました。

ただ、その偽卵も、さくらちゃんにとっては気に入らなかったようで、結局すべて弾き飛ばしてしまいました。

最終的には、これ以上刺激しないほうがいいと判断して、偽卵も含めてすべて撤去しています。

発情期の様子

紙切り行動をするさくらちゃん

『紙切り』は、発情期に入ったとき、とても分かりやすく現れる行動のひとつです。

最初のうちは、切った紙を尾羽に挿そうとしている姿がどこか微笑ましくて、「可愛いな」と思って見てしまいます。

ただ、発情が進んでピークに近づいてくると、その紙を巣代わりの場所、つまりケージの中へ持ち帰るようになります。

ここまで来ると、「もう本格的に発情しているな」と感じて、私は要注意のサインだと受け取るようになりました。

飛行機ポーズをするさくらちゃん

飛行機ポーズも、発情の進み具合によって、雰囲気がはっきり変わります。

最初のうちは、「ねえ、見て見て」とアピールしているような余裕があって、どこか軽い感じがします。

でも、発情がピークに近づくと、飛行機ポーズを続けたまま、トゥクトゥクと鳴くようになります。

その様子を見ると、余裕はなくなっていて、必死さがはっきり伝わってきました。

発情期のフンの様子

一番わかりやすかったのは、フンの大きさの変化でした。

普段はきれい好きなコザクラインコなので、
ここまで分かりやすく変わると、さすがに違和感があります。

ケージの汚れ方も、明らかにいつもと違っていて、
「あ、これは発情の影響だな」と感じました。

フンは乾燥すると飛び散りやすいので、
この時期は掃除の回数も自然と増えました。

また、発情による体力消耗や免疫力の低下が心配だったので、様子を見ながら、20Wのヒーターも設置しています。

便の大きさが通常より大きい場合、発情中の雌鳥であれば正常です。雌鳥は繁殖行動中、巣箱にこもることが多く、糞をためてから排泄するようになります。
ただし、腫瘍や排便障害など別の原因でも大型便が見られることがあります。
横浜小鳥の病院

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まとめ│卵を産んで飼い主が思う事

予定通りペアになって、そのうえで有精卵を産むのであれば、それはそれで自然なことだと思います。

でも今回のように、ペアが成立していない状態での無精卵の産卵は、さくらちゃんの体力を削ってしまっただけだったなと、今は強く感じています。

実際に卵を産んだあと、「このまま同じことを繰り返させたくないな」と思い、発情抑制を試してみました。
正直、発情って「どうしようもないもの」「止められないもの」だと思っていたのですが、やってみると、思っていた以上に効果を感じる部分もありました。

飼い主の工夫次第で、発情はある程度コントロールできることもあるんだなと、今回のことで実感しています。

発情抑制については、私自身が悩みながら試したことがいくつもあるので、その流れは、また別の記事で詳しく書く予定です。

いつか、さいちゃんと本当にラブラブになったタイミングで、そのときこそ、発情OKな環境を整えてあげたいなと思っています。

動画でも紹介しています。

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