鳥の鳴き声は、単純に「大きい・小さい」だけでは比べにくいです。音量がそこまで大きくなくても、高く鋭い声はかなり耳につきますし、逆に声量があっても比較的やわらかく聞こえる鳥もいます。
集合住宅で飼うなら、声量だけでなく、声の高さ、呼び鳴きの出方、どれくらい続くのかまで見た方が実生活に近いです。ここでは、セキセイインコ、文鳥、コザクラインコ、オカメインコなど8種類を比べます。
鳥の鳴き声は大きさだけでは比べにくい

MAPでは横軸を声量、縦軸を耳への刺さりやすさとして配置しています。右に行くほど声が大きく、上に行くほど甲高く鋭い声です。
例えば、コザクラインコやボタンインコは小型ですが、かなり甲高く通る声です。ウロコインコも声量は大きめですが、コザクラとは少し違って、ピークの大きさが目立つタイプとして考えた方が分かりやすいです。
一方、文鳥やサザナミインコは比較的静かな側に入ります。ただし、静かな鳥でも呼び鳴きがまったくないわけではありません。
集合住宅では声量と声質の両方を見る
マンションやアパートで気になるのは、単純な最大音量だけではありません。高い声が壁越しに響いたり、同じ声を何度も繰り返したりすると、実際の体感はかなり変わります。
特にコザクラインコは、うちで飼っている感覚でも賃貸物件ではかなり厳しいと思います。声量そのものもありますが、甲高く通るので、隣室まで聞こえる前提で考えた方がいいです。
逆に「静かな鳥」と言われる種類でも、呼び鳴きのときだけ急に大きくなることがあります。普段の声だけで判断しない方がいいです。
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8種類の鳴き声をそれぞれ見る
セキセイインコの鳴き声
セキセイインコは、今回の8種類では比較的声量が小さめです。よく鳴く個体はいますが、一声一声の音量はコザクラやオカメほど大きくなりにくいです。
ただし、高めの声で連続して鳴くこともあるので、静かな部屋では意外と気になることがあります。集合住宅でも比較的検討しやすいですが、無音に近い鳥ではありません。
文鳥の鳴き声
文鳥は、かなり静かな側に入ります。普段のさえずりや呼び声も小さめで、今回の8種類では集合住宅に向きやすい部類です。
ただし、オスのさえずりや、何かを強く要求しているときの声はしっかり聞こえます。静かだからまったく鳴かない、という意味ではありません。
コザクラインコの鳴き声
コザクラインコは、小型の見た目から想像するよりかなり声が大きいです。しかも声が高く鋭いので、耳に刺さるように感じやすいです。
うちではコザクラインコを複数飼っていますが、賃貸物件ならかなり慎重に考えた方がいいと感じます。呼び鳴きが続くと、同じ部屋にいても存在感があります。
コザクラインコを候補にしているなら、鳴き声だけでなく飼いやすさ全体も見ておいた方がいいです。

オカメインコの鳴き声
オカメインコは、普段からずっと大声というより、呼び鳴きが出たときに目立つタイプです。コザクラほど鋭い声ではありませんが、体格があるぶん声量はそれなりにあります。
うちのオカメインコはメスで、発情期以外はかなり静かです。発情期になると「ホホホホホホ〜」と連続して鳴きますが、コザクラのような甲高く突き刺さる声とはかなり違います。
オカメは性別や個体差も大きいので、「オカメは静か」「オカメはうるさい」と一括りにはしにくい鳥です。
マメルリハの鳴き声
マメルリハは体がかなり小さいので、声量そのものは比較的控えめです。ただし、声質は高めで、個体によってはよく鳴きます。
小さいからほとんど聞こえない、というイメージではないです。静かさだけなら文鳥やサザナミの方が候補にしやすいと思います。
サザナミインコの鳴き声
サザナミインコは普段かなり静かな鳥として知られています。声もこもった感じで、ずっと甲高く鳴き続けるタイプではありません。
ただし、仲間や飼い主を呼ぶときは急に大きな声を出すことがあります。「静かな鳥」とだけ聞いて迎えると、呼び鳴きの大きさに驚くかもしれません。
ボタンインコの鳴き声
ボタンインコはコザクラインコと同じラブバードの仲間で、声もかなり甲高いです。小型ですが、鳴いたときの存在感はかなりあります。
集合住宅では、コザクラと同じく慎重に考えたい種類です。特に呼び鳴きが続く個体では、近隣への影響も考えておいた方がいいです。
ウロコインコの鳴き声
ウロコインコは体格が一段大きいぶん、声量もかなり出ます。普段はそこまで騒がしくない個体でも、呼び鳴きや興奮時にはかなり大きな声になります。
コザクラインコのような鋭さとは少し違いますが、ピークの音量ではかなり目立ちます。集合住宅で飼うなら、壁の厚さや部屋の位置まで考えたい鳥です。
コザクラとオカメを飼って感じる鳴き声の違い
実際に同じ家でコザクラインコとオカメインコを飼っていると、同じ「うるさい」でもかなり違います。
コザクラは声が高く、鋭く、突然鳴くとかなり耳に入ります。特に呼び鳴きは、体の大きさから想像するよりかなり強いです。
一方で、うちのオカメインコはメスなので、普段はかなり静かです。発情期だけ連続して鳴くことがありますが、声の質はコザクラよりやわらかく、同じ音量でも印象が違います。
この違いは、数字だけではかなり伝わりにくいところです。鳥の鳴き声は、声量だけではなく、音の高さや続き方まで含めて考えた方が実際の暮らしに近いです。
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呼び鳴きは静かな鳥でも起こる
普段は静かな鳥でも、飼い主や仲間を呼ぶときには大きな声を出すことがあります。サザナミインコやオカメインコも、呼び鳴きのときだけ音量が上がる個体がいます。
迎える前に動画を見るなら、普段くつろいでいる場面だけでなく、「呼び鳴き」「留守番」「飼い主を呼ぶ」といった場面も見ておくとイメージしやすいです。
マンションやアパートで飼う前に確認したいこと
集合住宅で鳥を飼うなら、ペット可かどうかだけでなく、鳥の飼育が規約上問題ないかも確認しておいた方がいいです。犬猫は可でも、鳴き声について細かい決まりがある物件もあります。
また、同じマンションでも角部屋かどうか、隣室との壁の位置、窓の向きなどで聞こえ方は変わります。鳥種だけで「この鳥なら絶対大丈夫」とは言えません。
鳴き声が心配なら、静かな種類を選ぶだけでなく、ケージの置き場所や生活リズムまで含めて考えた方が安心です。
鳴き声だけで鳥を選ばない
静かな鳥が自分に合うとは限りません。鳴き声が小さくても気が強い鳥もいますし、よくなつく鳥ほど人との関わりを強く求めることもあります。
鳴き声で候補を絞ったら、なつきやすさや噛みやすさも合わせて見ておくと、飼い始めてからのギャップが少なくなります。
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