インコを飼ってみたいけど、部屋が臭くならないか心配。そんな方もいるのではないでしょうか。
我が家ではコザクラインコのさくらちゃんとさいちゃん、オカメインコのぽぽちゃん、合わせて3羽と暮らしています。
でも、これが不思議なくらい臭わないんです。
昔は犬やフェレットも飼っていたので、動物と暮らすと多少の臭いは仕方ないと思っていました。ところがインコの場合、我が家では嫌な臭いを全く感じません。
ただし、だからといって掃除が楽なわけではないんですよね。
実際に大変なのは、臭いよりも脂粉やフワフワした羽毛。今回は、3羽と暮らして感じたことや、臭いの原因、普段の掃除について紹介します。
インコ3羽もいるのに、部屋が臭くない!
我が家では普段から毎日掃除をしていますが、以前、留守番をさせたときに3日ほど掃除ができなかったこともありました。
さすがに臭うかな?と思いきや、帰宅しても普段と変わらず。嫌な臭いは感じませんでした。
6畳ほどの部屋でも同じです。
さらに冬場は、寒さ対策として3羽分のケージを一つのスペースにまとめていたこともあります。それでも臭いは気にならず、ちょっと意外なくらいでした。
もちろん、毎日一緒にいる飼い主だから、臭いに慣れている可能性はあります。それでも、今まで部屋の臭いで困ったことはないんです。
ちなみに、3日ほど掃除ができなかったのは留守番をさせたときの話。臭いがしなくても汚れはたまるので、掃除はこまめにしておきたいですね。
▼関連記事:実際に2泊3日のお留守番をさせたときの記録はこちら。

犬やフェレットと比べるとどう?
これまで飼ってきた動物で、特に臭いが強かったのはフェレット。その次が犬でした。
フェレットは独特の体臭があって、なかなか強烈。それに比べると、我が家のインコたちは本当に臭わないんですよね。
犬やフェレットとの違いを知っているからこそ、インコの臭いの少なさには驚いています。
インコの部屋が臭くなる原因は?
インコ自身はそれほど臭わなくても、飼育環境によっては部屋に嫌な臭いが出ることもあります。
例えば、フンが付いた敷き紙を長く交換していなかったり、野菜などの食べ残しが傷んでいたり。特に湿気が多い環境では、汚れにカビや雑菌が繁殖しやすくなります。
また、見落としがちなのがケージの周り。飛び散った餌やフンなどが家具の隙間に入り込んでいることもあるので、ケージの中だけ掃除すればいいとは限りません。
我が家では嫌な臭いを感じませんが、臭いの有無だけで判断せず、汚れがたまっていないかを確認するようにしています。
特に気をつけたいのは、フン・飲み水・餌の3つ。順番に紹介します。
フンは臭いよりも、こびり付きが厄介
我が家ではフンの臭いもほとんど気になりません。ただ、時間が経つと結構しっかりこびり付くんですよね。
しかも、フンはケージの底だけでなく、止まり木にも付くことがあります。
乾いてしまうと落とすのが面倒ですし、湿った汚れを放置すればカビが生える心配も。止まり木はインコが毎日足でつかむ場所なので、臭いより衛生面の方が気になります。
一見きれいでも、水入れは意外と汚れている
もう一つ気をつけたいのが、置き型の水入れです。
フンや脂粉が入ってしまうこともあり、見た目がきれいだからといって安心はできません。
特に脂粉は細かな粉なので、パッと見ただけでは気づきにくいことも。
水だけを交換して終わりにせず、容器もきちんと洗っておきたいですね。
▼関連記事:水入れにフンが入るのを防ぐ工夫はこちら。

餌の食べ残しにも注意
シードの殻や食べ残しも、インコと暮らしていると避けられないもの。
特に野菜や果物など、水分を含む餌は傷みやすいため、長時間放置しないようにしたいですね。
食べ残しに湿気が加わると、カビが生えたり嫌な臭いが出たりすることもあります。
臭いより大変!脂粉とフワフワした羽毛
正直なところ、我が家で一番困っているのは臭いではありません。
脂粉と、空中をフワフワ漂う細かな羽毛です。
特にオカメインコのぽぽちゃん。脂粉の量は、コザクラインコのさくらちゃんやさいちゃんとは比べものになりません。

脂粉というのは、羽毛から出る白っぽい細かな粉のこと。オカメインコは特に多い鳥で、撫でているだけでも服に付いてしまいます。
そして、もう一つ厄介なのが、産毛のようなフワフワした羽毛。
これが軽いので、ちょっとした空気の流れでも舞ってしまうんです。
大きくてきれいな羽根なら、拾ってコレクションしたくなるくらい。でも、この小さな羽毛だけは別。見つけるたびに掃除したくなります。
脂粉も羽毛も、嫌な臭いの原因というよりは、部屋の汚れや空気中に舞う細かなホコリとして気になる存在。
インコを迎える前は臭いが心配かもしれませんが、実際に暮らしてみると、こういう掃除の方が大変だったりします。
インコの臭い対策は何をすればいい?
我が家では、特別な消臭対策をしているわけではありません。基本は毎日の掃除です。
嫌な臭いがなくても、フンや餌の殻、脂粉、羽毛はたまっていきます。放っておくと掃除が面倒になるので、こまめに片付けるのが一番。
もし臭いが気になったら、まずは次の場所を確認してみてください。
| 確認する場所 | 気をつけたいこと | 対策 |
|---|---|---|
| ケージの底 | フンや湿った汚れ | 汚れを取り除く |
| 止まり木 | フンのこびり付き | 洗って十分に乾かす |
| 水入れ | フン・脂粉・餌のかけら | 水交換と容器の洗浄 |
| 餌入れ | 傷んだ食べ残し | 早めに取り除く |
| ケージ周辺 | 羽毛・脂粉・餌の殻 | こまめに掃除する |
また、ケージは掃除のしやすさも大切。毎日使うものなので、汚れが落としにくい構造だと、それだけ手間も増えます。
▼関連記事:ケージのサイズや種類、掃除のしやすさについてはこちら。

インコのいる部屋で消臭剤を使っても大丈夫?
部屋の臭いが気になると、消臭スプレーや芳香剤を使いたくなるかもしれません。
でも、ここは少し注意が必要です。
鳥は空気中の化学物質に敏感で、芳香剤やスプレー式の製品などが呼吸器に悪影響を与えることがあります。
消臭剤を使う前に
「無香料」「ペット用」と書かれていても、インコに安全とは限りません。鳥への安全性が確認できない製品を、ケージの近くで安易に使わないようにしましょう。
そもそもフンや餌の汚れが臭いの原因なら、消臭剤を使う前に掃除する方が先ですよね。
換気も大切ですが、冬場は急に冷たい風を当てないようにするなど、インコの体調にも気を配りたいところです。
▼関連記事:インコの呼吸器のしくみや、室内で注意したいものについて詳しく紹介しています。

普段と違う臭いがしたら?
いつもは臭わないのに、急に嫌な臭いがするようになったら、まずはフンや餌、水入れなどを確認してみましょう。
特に、水分の多い餌や湿った汚れが残っていないかは見ておきたいところ。
また、インコ自身から普段と違う臭いがする場合や、フンの状態、食欲、元気などにも変化がある場合は、体調面の問題も考えられます。
掃除だけで様子を見るのではなく、気になる変化があれば鳥を診られる動物病院に相談してください。
実はインコ自身にも、それぞれ違うニオイがある
ここまでは部屋の嫌な臭いについて紹介してきましたが、インコ自身には独特のニオイがあります。
いわゆる「インコ臭」というものですね。
面白いことに、我が家のさくらちゃん、さいちゃん、ぽぽちゃんは、それぞれニオイが違うんです。
しかも、同じコザクラインコのさくらちゃんとさいちゃんでも全然違います。
部屋が臭くなるようなニオイとは別で、顔を近づけたときに感じる独特の香り。
実は、さくらちゃんは発情期になるとニオイが一変するんです。同じコザクラインコでも違う、3羽それぞれのインコ臭について詳しく紹介しています。
▼関連記事:3羽のインコ臭の違いや、独特の香りの正体についてはこちら。

まとめ|3羽と暮らして分かったこと
我が家ではコザクラインコ2羽とオカメインコ1羽を飼っていますが、部屋の嫌な臭いは全く感じません。
3日ほど掃除ができなかったときも、冬場にケージを一か所にまとめていたときも同じでした。
ただ、臭わないからといって掃除が楽なわけではないんですよね。
フンのこびり付きや脂粉、フワフワ舞う細かな羽毛。特にオカメインコの脂粉はなかなかのものです。
私の場合、臭いを消すためというよりも、こうした汚れをためず、インコたちが清潔に過ごせるように毎日掃除しています。
これからインコを迎える方には、臭いの心配だけでなく、そんな日々の掃除のこともちょっと知っておいてもらえたらうれしいです。

