インコのケージを選ぶとき、やっぱり気になるのは大きさですよね。鳥のことを考えると広い方がよさそうですが、実際に使ってみると、掃除や移動のしやすさも結構大事なんです。
わが家では、コザクラインコのさくらちゃん・さいちゃん、オカメインコのぽぽちゃんに、それぞれHOEI 35手のりを約6年間使っていました。3羽とも十分な広さがあり、使い勝手にも満足していました。
その経験も交えながら、鳥の種類や飼育環境に合ったケージの選び方と、おすすめの3タイプを紹介します。
インコのケージは何を基準に選べばいい?

ケージを選ぶときは、鳥の大きさだけでなく、普段どんなふうに過ごすのかも考えてみてください。
ケージ選びで確認したい5つのポイント
- 鳥が羽を広げたり、止まり木を移動したりできる広さがあるか
- ケージの中で過ごす時間はどのくらいか
- 掃除や餌・水の交換がしやすいか
- 日光浴や就寝時にケージを移動するか
- 置き場所に無理がないか
たとえば、お留守番が多く、ケージの中で過ごす時間が長いなら、広めのものを考えてあげたいですね。反対に、日中は十分に放鳥できて、ケージを主に食事や休息の場所として使うなら、コンパクトなものも選べます。
また、日当たりのよい場所に移動させたり、夜だけ別の部屋で寝かせたりする場合、大きすぎるケージは意外と面倒です。もちろん、鳥が窮屈にならない広さは必要ですが、何でも大きければいいというわけではありません。
鳥の種類と飼育環境に合ったケージサイズ
同じくらいの大きさに見える鳥でも、動き方や体の特徴は意外と違います。ケージの広さだけでなく、それぞれの鳥がどんなふうに過ごすのかも考えて選びたいですね。
| 鳥の種類 | ケージ選びのポイント |
|---|---|
| 文鳥 | 小さくても活発に飛び回る鳥。止まり木の間を移動できる横幅と、水浴び用の容器を置くスペースを確保したいですね。 |
| セキセイインコ | 体は小さくても尾羽が長く、運動量も豊富。尾羽が底や格子に触れにくい高さと、動き回れる広さがポイントです。 |
| コザクラインコ | 格子をつたって動き、おもちゃをかじって遊ぶのが得意。動ける空間に加えて、丈夫な格子や扉の構造も確認したいところです。 |
| オカメインコ | 体が大きく、尾羽も長い鳥。羽を広げる余裕や、驚いて羽ばたいたときにぶつかりにくい空間を考えて選びます。 |
ただし、これは鳥種ごとの特徴であって、必要なケージの大きさが一律に決まるわけではありません。わが家ではコザクラインコ2羽とオカメインコ1羽に同じHOEI 35手のりを約6年間使い、広さに不満はありませんでした。放鳥時間や普段の過ごし方も合わせて考えるのがよいと思います。
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文鳥・セキセイインコのケージ
文鳥やセキセイインコなら、比較的コンパクトなケージも候補になります。たとえばHOEI 21手のりGは幅29cmほどなので、置き場所を確保しやすく、移動するときにも扱いやすいサイズです。
ただ、小さな鳥でもケージの中では意外とよく動きます。おもちゃをいくつも入れたい場合や、お留守番が長い場合は、一回り大きなものを選ぶのもいいですね。
コザクラインコのケージ
コザクラインコは体こそ小さいものの、格子をつたって移動したり、おもちゃで遊んだりと活発です。止まり木や食器を置いたあとにも、動ける空間が残るかを確認したいですね。
わが家のさくらちゃんとさいちゃんにはHOEI 35手のりを使っていました。2羽とも1羽ずつのケージで、広さには余裕があり、約6年間特に問題なく使えました。
オカメインコのケージ
オカメインコは尾羽が長いので、大きめのケージをすすめられることもあります。でも、わが家のぽぽちゃんはHOEI 35手のりで約6年間過ごし、尾羽が格子に当たって窮屈そうにしていることもありませんでした。
もちろん、オカメインコにも体格や動き方の違いがあります。驚いて羽ばたくこともあるので、内部に危険な突起物がないか、羽をぶつけやすい配置になっていないかは気をつけたいところです。ケージの中で過ごす時間が長いなら、さらに広い製品を選ぶのもいいと思います。
複数羽を飼うなら設置スペースも確認
わが家では3羽のケージを同じサイズで揃えていました。1台なら気にならなくても、3台並べるとそれなりに場所を取ります。
それに、ケージは置きっぱなしとは限りません。掃除のために動かしたり、日光浴のために庭へ運んだりすることもあります。大きなケージを検討しているなら、置き場所だけでなく、普段の移動まで想像してみるといいですよ。
ケージの材質・形状・安全性の違い
ケージの格子には、メッキ製やステンレス製があります。見た目は似ていても価格が違うので、どちらにするか迷う人も多いと思います。
メッキ製とステンレス製はどちらがいい?
わが家で使っていたHOEI 35手のりは通常のメッキ製でしたが、約6年間使っても目立つ錆はほとんどありませんでした。格子に多少のくすみは出たものの、十分長持ちしてくれたと思います。
それでも、今から新しく買うなら、予算が許せばステンレス製を選びたいですね。水やフンが付着する場所なので、錆びにくいというだけでも清潔感がありますし、長く使ううえでの安心感もあります。
ただし、ステンレスだから掃除が不要になるわけではありません。どちらの材質でも、錆やメッキの剥がれ、傷んだ部分がないかは定期的に確認しましょう。
格子の間隔と扉の安全性
格子の間隔が広すぎると、鳥が頭を入れてしまう危険があります。鳥の大きさに合った間隔か、扉や留め具に思わぬ隙間ができないかは購入前に確認したいところです。
また、ケージの形は四角いものが扱いやすいと思います。止まり木や食器を配置しやすく、壁際にも置きやすいので、見た目だけでなく実際の使い勝手で選びたいですね。
掃除や毎日のお世話がしやすいケージ

ケージは毎日使うもの。掃除のたびに大がかりな作業が必要だと、だんだん負担になってしまいます。
底トレーを引き出せるタイプなら、ケージ全体を分解せずに汚れを片付けられます。前面の扉が大きく開くか、餌入れや水入れを交換しやすいかも見ておきたいですね。
一方、底部分を取り外して丸洗いする構造もあります。引き出し式が必ずしも正解というわけではなく、自分が掃除しやすい方法を選べば大丈夫です。
わが家の35手のりは、約6年間使って掃除やお世話で特に不便は感じませんでした。部品交換もせずに使えましたが、最後の方にはプラスチック製トレーの取っ手付近に少しひびが入っていました。長く使うつもりなら、交換部品が手に入るかも確認しておくと安心です。
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おすすめのインコ用ケージ3パターン
今回選んだのは、HOEIのケージ3タイプです。大きさだけでなく、掃除のしやすさや移動のしやすさにも違いがあります。
幅29cm。文鳥やセキセイインコなどの小型鳥で、設置場所や移動のしやすさを重視したい場合に。ただし、おもちゃを入れると使える空間は限られるため、ケージ内で過ごす時間が長い鳥には広めのサイズも検討したいですね。
幅37cm。コザクラインコやセキセイインコに加え、体格や飼育環境によってはオカメインコにも。底トレーを引き出して掃除でき、わが家でも3羽それぞれに約6年間使っていたケージです。通常モデルとステンレスモデルがあります。
幅58cm。文鳥やセキセイインコなど、小型鳥が横方向に移動できる空間を広く確保したい場合に。相性のよい2羽の飼育も検討できますが、横幅があるため置き場所には注意。底トレーは引き出し式ではありません。
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文鳥やセキセイ向けのHOEI 21手のりG
文鳥やセキセイインコなどの小型鳥で、コンパクトなケージを探しているならHOEI 21手のりG。幅29cmなので、置き場所にあまり余裕がない場合や、ケージを移動する機会が多い場合にも選びやすいサイズです。
約幅29×奥行36.5×高さ38.2cm。コンパクトで移動や設置がしやすい小型ケージ。
小さい分、おもちゃをたくさん入れたい場合や、ケージ内で過ごす時間が長い場合は、少し広めのものも検討してみてください。
わが家でも6年間使ったHOEI 35手のり
わが家で長く使っていたのが、このHOEI 35手のりです。コザクラインコの2羽には余裕があり、オカメインコのぽぽちゃんにも十分な広さがありました。
掃除や毎日のお世話で困ることもなく、使い勝手には満足していました。初めてケージを選ぶ人にも、候補に入れてほしい製品です。
通常モデルとステンレスモデルがあるので、予算や材質の好みで選べます。
約幅37×奥行41.5×高さ54.5cm。わが家で約6年間使った定番ケージ。
錆びにくいステンレス製の格子。長くきれいに使いたい人に。
わが家では3羽分を同じサイズで揃えていたので、並べるとそれなりに場所を取りました。複数台購入する場合は、並べたときの幅も確認しておくといいですね。
2羽飼育も考えたいHOEI 580手のりワイドG
もう一つ、気になるのがHOEI 580手のりワイドG。幅58cmの横長ケージで、一般的な縦長タイプとは少し違う形をしています。
文鳥やセキセイインコなどの小型鳥を広めのケージで飼いたい場合や、相性のよい2羽を一緒に飼いたい場合に面白い選択肢です。横幅があるので、止まり木を離して配置できるのも魅力ですね。
約幅58×奥行30.5×高さ41.5cm。横方向の広さが特徴のワイドケージ。
購入者の口コミでも、横幅の広さや2羽飼育での使い勝手を評価する声があります。ただ、底トレーは35手のりのような引き出し式ではないので、掃除の仕方は少し違います。また、幅が広い分、頻繁に移動する場合は扱いにくいかもしれません。
なお、広いケージならどんな2羽でも一緒に飼えるわけではありません。鳥同士の相性によってはケンカになることもあるので、別々に飼える環境も用意しておきたいですね。
わが家ではまだ使ったことがありませんが、1羽でもゆったり使えますし、飼育する鳥の種類や羽数に合わせて検討できるところに魅力を感じます。
ケージの設置場所と使い始める前の注意点
ケージを置くときは、本体が収まるかだけでなく、扉を開けたり掃除したりするスペースも考えておきましょう。実際に置いてみると、思った以上に場所が必要なこともあります。
設置場所は、冷暖房の風が直接当たるところや、温度変化の大きい窓際を避けたいですね。日光浴のために庭へ出す場合は、ケージ全体が直射日光にさらされないよう日陰を作り、逃走や外敵にも注意してください。
冬にヒーターを使うなら、取り付け場所やコードの通し方も購入前に考えておくと安心です。鳥がコードをかじれないことや、熱が一か所に集中しないことも確認しておきましょう。
止まり木やおもちゃも、たくさん入れればよいわけではありません。食器にフンが落ちにくい配置を考えながら、鳥が動ける空間を残してあげたいですね。
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わが家が市販ケージから自作ケージに変えた理由
わが家では約6年間使ったHOEI 35手のりから、現在は木製の3段ケージに切り替えています。
といっても、35手のりに不満があったわけではありません。3羽分のケージを一つにまとめて、保温設備も組み込みたかったことが大きな理由です。
ステンレス製のケージを3台購入すると費用もかかるため、格子にステンレスを使った木製ケージを自作しました。材料費は約3万円。ただ、完成後も温度差や扉の調整など、改善したいところは残っています。
こうして振り返ってみても、HOEI 35手のりは使いやすいケージでした。これから選ぶなら、鳥が過ごす時間と毎日のお世話のしやすさ、その両方を考えてみてください。




