オカメインコが無精卵を産んだ|産卵前のサインと発情対策

ぽぽちゃんが、初めて卵を産みました。最初は「1個産んだのか」と思っていたんですが、しばらくするとまた1個。「あれ?また産んだ」と思っていたら、最終的に約1週間で3個になりました。

もちろん全部無精卵です。今回かなり印象に残ったのが、卵そのものより産卵前後のぽぽちゃんの変化でした。

普段とは違う鳴き方をしたり、ケージに近づくと威嚇してきたり、放鳥の時間に扉を開けても出てこなかったり。そして一番びっくりしたのが、フンの大きさです。

普段の5倍くらいあるんじゃないかと思うほど大きくなって、最初に見たときは本当に驚きました。

この記事では、ぽぽちゃんが無精卵を3個産んだときの実際の様子をもとに、産卵前に見られた変化、卵への反応、発情対策としてやったこと、産卵後に元へ戻るまでをまとめます。

今回のぽぽちゃん
約1週間で無精卵を3個産卵
卵の重さは4.3g・4.7g・4.8g
現在の体重は97g(普段は約100g)
3個目を産んでから約2日で普段の状態に戻りました
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オカメインコが無精卵を3個産んだ

オカメインコが無精卵を3個産んだ

今回卵を産んだのは、オカメインコのぽぽちゃんです。毎日続けて産んだわけではなく、記憶ではだいたい2日くらい間隔が空いていました。

卵への執着が薄くなったところで取り出していたんですが、しばらくするとまた卵がある。「あれ?また産んだ」という感じで、これを繰り返して最終的に3個になりました。

オカメインコは複数の卵を数日かけて産むことがあるので、1個産んだから終わりとは限りません。今回も3個目を産んだあと、しばらく様子を見ていました。

産卵前に出ていたぽぽちゃんのサイン

あとから振り返ってみると、産卵前には普段と違う行動がいくつか出ていました。「今思えば、あれも発情や産卵に関係していたのかな」と思うものがあります。

尾を上げてポポポポと鳴く

一番分かりやすかったのが、ケージの中で尾を上げて「ポポポポポポ」と連続して鳴く行動です。普段からやっている鳴き方ではないので、うちでは発情が強くなっている時の目安にしています。

もちろん、すべてのインコが同じ鳴き方や姿勢をするわけではありません。これはあくまで、ぽぽちゃんの場合に分かりやすかった変化です。

コザクラインコの発情時に見られた行動については、こちらでもまとめています。

コザクラインコの発情期|オス・メスの行動と鳴き声・注意点
コザクラインコの発情期に見られる行動を、オス・メスの違いや個体差を踏まえて解説。吐き戻しや飛行機ポーズの意味、注意すべき行動と飼育上の対策を体験ベースで整理します。

ケージに近づくだけで威嚇してきた

卵がある時期は、ケージに近づいただけで威嚇してくることもありました。普段のぽぽちゃんとは明らかに違います。

卵をずっと温めていたわけではなく、たまに卵の上に乗ってみるくらい。それでも、ケージや卵の周りを守っているような感じはありました。

放鳥しても出てこないことがあった

もう一つ普段と違ったのが放鳥です。いつものように扉を開けても、ケージから出てこないことがありました。

その後、卵への執着が薄くなってくると、威嚇したりケージから出てこなかったりする様子もなくなっていきました。

産卵前はフンが普段の5倍くらいに

今回一番びっくりしたのが、フンの大きさです。最初は「これ大丈夫か?」と思うくらい大きくて、感覚的には普段の5倍くらいありました。

ところが、ぽぽちゃんの場合は卵を1個産むごとにフンの量が少しずつ減っていき、3個目を産んだあとには普段のサイズに戻りました。

産卵や抱卵中は、普段より排泄を我慢して大きなフンをすることがあります。ただ、フンの大きさや状態の変化は体調不良でも起こるので、「大きいフンが出たから卵」と決めつけない方がいいと思います。

今回は、産卵と一緒にぽぽちゃんのフンがこう変化した、という実体験として残しておきます。

無精卵はすぐ取らず反応を見て撤去

今回の卵はすべて無精卵だったので、最終的にはケージから取り出しています。ただ、産んだ直後にすぐ取り上げたわけではありません。

最初は卵の上に乗ったり、ケージに近づくと威嚇したりしていたので、その間は様子を見ました。その後、卵への執着がほとんどなくなったところで撤去しています。

オカメインコは、卵を取り除くことで追加で産卵することもあると言われています。そのため「無精卵だから見つけたらすぐ取ればいい」と一律に考えるより、その子の反応も見た方がいいと思います。

今回も何日経ったから撤去、と決めたわけではありません。ぽぽちゃん自身が卵をほとんど気にしなくなったのを見て判断しました。

偽卵に置き換える方法もある

卵への執着がまだ残っている場合は、本物の卵をそのまま残すだけでなく、同じくらいの大きさの偽卵に置き換える方法もあります。卵を割ってしまう心配がある時や、本物の卵を長く置いておきたくない時には使いやすい方法です。

ただし、偽卵を入れれば必ず追加産卵が止まるというものではありません。個体によっては抱卵を続けることもあるので、発情の状態や卵への執着を見ながら使うものだと思います。

うちでは今回は偽卵は使わず、ぽぽちゃんが卵をほとんど気にしなくなったところで撤去しました。今後また卵への執着が強い状態が続くようなら、偽卵も選択肢のひとつとして考えています。

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ちなみに撮影のため、撤去していた卵をもう一度少しだけ見せてみました。さくらちゃんとさいちゃんは完全に無視。

ぽぽちゃんだけは、卵をペロペロと舐めて確認するような仕草をしていました。ただ、自分の卵だと分かっていたのか、それとも単純に気になっただけなのかは分かりません。

以前のコザクラインコでの産卵体験はこちらです。

コザクラインコ発情期と産卵体験記|卵があるかの見分け方
コザクラインコの発情期に見られた行動、体重変化、無精卵の産卵までを実体験で解説。卵があるか気になったときの判断ポイントや産卵後の対応もまとめました。
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発情対策でケージの場所を変えてみた

ぽぽちゃんの場合、尾を上げてポポポポと鳴くようになったら、ケージの場所を変えるようにしました。

これが結構分かりやすくて、ケージを移動してからは、あの連続した「ポポポポ」という鳴き方をしなくなりました。

ずっと同じ場所で落ち着いていることが、繁殖するのに適した環境につながる場合があります。そのため、発情対策としてケージの位置を変えて環境に変化をつける方法があります。

うちでは特別難しいことをしたわけではなく、「またこの鳴き方を始めたな」と思ったらケージを移動しただけです。今回はそれで鳴き方に変化がありました。

ただ、発情の原因や効果のある対策は個体差があります。ケージを移動すれば、どのインコでも発情が止まるという意味ではありません。

コザクラインコの発情対策では、体重や食事量についても実際に試しています。

コザクラインコの発情抑制に効いた対策|体重管理と食事量調整
コザクラインコの発情抑制に悩む方向け。実体験と獣医情報をもとに、最も効果を感じた「食事制限による体重管理」を具体的に解説します。

産卵をきっかけにカトルボーンも追加

産卵をきっかけにカトルボーンも追加

今回、ぽぽちゃんが卵を産んだのをきっかけに、ケージへカトルボーンも入れました。

自宅から1時間以内で海まで行けるんですが、その近くに市場があって、そこで安く売っていたので買ってきたものです。

ケージに入れてみると、ぽぽちゃんは結構よくかじっています。

卵を作る時にはカルシウムも使います。カトルボーンは小鳥が自分でかじれるカルシウム源の一つなので、今回をきっかけに入れておくことにしました。

カトルボーン鳥が自分でかじれるタイプ。市場やペットショップだけでなくAmazonでも購入できます。Amazonでカトルボーンを見る

ただ、カトルボーンを入れたから産卵対策はこれで大丈夫、というものではありません。普段の食事や体重、発情の状態も一緒に見ていくつもりです。

卵3個とぽぽちゃんの体重を実測

卵3個とぽぽちゃんの体重を実測

せっかくなので、産んだ卵3個の重さも測ってみました。

今回の卵の重さ
1個目:4.3g
2個目:4.7g
3個目:4.8g

見た目ではそこまで大きな違いを感じませんでしたが、実際に測ってみると少しずつ違いました。

そして現在のぽぽちゃんの体重は約97g。普段がおおよそ100gなので、今のところ大きく変わった感じはありません。

こういう時は「ちょっと痩せたかな?」と感覚で見るより、数字を残しておく方があとで比べやすいです。

0.1g単位で測れるデジタルスケール小鳥の体重や今回のような卵の重さを記録するなら、0.1g単位で測れるタイプが使いやすいです。Amazonで0.1gスケールを見る

3個目の産卵から約2日で元通りに

3個目を産んだあとも少し様子を見ていましたが、約2日ほどでほぼ完全にいつものぽぽちゃんに戻りました。

食欲も普通、フンも通常サイズ、放鳥もいつも通り。体重も97gで、普段の約100gから大きく落ちてはいませんでした。

今回の産卵は、ひとまずこれで落ち着いたように見えます。

元気がない時は「産卵だから」で済ませない

今回は3個とも問題なく産んで、その後も普段通りに戻りました。ただ、産卵は小さな鳥の体に負担がかかるのは確かです。

特に何度も卵を産み続けたり、うまく産めなかったりすると、カルシウム不足や卵詰まりなどにつながることがあります。

ケージの底でうずくまる、明らかに元気がない、強くいきんでいる、食欲がない、呼吸がおかしいなど、普段と明らかに違う時は「卵を産む時だからこんなもの」と決めつけない方がいいです。

ぽぽちゃんの場合は、3個産み終わってから食欲、フン、放鳥時の行動まで元に戻ったので、その後もいつも通り過ごしています。

初めての産卵は思った以上に変化があった

今回一番印象に残ったのは、やっぱりあの巨大なフンです。最初に見た時は本当に「何これ?」という感じでした。

それが卵を1個産むごとに少しずつ減って、最後にはいつもの状態に戻りました。鳴き方、威嚇、ケージから出てこない、卵への反応など、振り返ってみると普段とは違うところが結構ありました。

今回のぽぽちゃんは、約1週間で無精卵を3個。3個目を産んでから約2日で、ほぼいつもの状態に戻っています。

また同じような変化があれば、今回の記録と比べながら見ていこうと思います。

今回の卵3個と、ぽぽちゃん・さくらちゃん・さいちゃんの反応はYouTubeでも撮影しています。動画では発情対策などを細かく説明するより、3羽の実際の様子を中心にしています。