「愛鳥にハイターとかの漂白剤って、やっぱりよくないの?」
この疑問、私も最初は軽く考えていました。
うちには、コザクラインコのさくらちゃんとさいちゃん、オカメインコのぽぽちゃんの3羽がいます。雛の頃から一緒に暮らしてきて、今では生活の中心にいる存在です。だからこそ、愛鳥に関わる危険の話は、どうしても他人事として聞けません。
人間にとってはいつもの生活環境でも、愛鳥にとっては一瞬で命に関わることがあります。特にニオイや空気に関係するものは、思っている以上に距離が近いです。私自身、「まさかこれが?」と後から知ってゾッとしたことが何度もありました。
知らなかった、気づかなかった、では済まされない場面は本当に多いです。インコは体が小さい分、異変が出るとあっという間に取り返しがつかなくなることもあります。
だから私は、完璧に避けることよりも、先に知っておくことが一番の予防になると感じています。この話も、「怖がらせたい」わけではなく、「気づくきっかけ」になればと思って書いています。
この記事では、専門書やネットの情報だけでなく、私自身が調べて悩んで考えてきた過程も含めてまとめています。さくらちゃん、さいちゃん、ぽぽちゃんと暮らす中で感じたリアルな感覚として、少しでも参考になれば嬉しいです。
【キッチンハイター・塩素系漂白剤】インコに危険?│突然死・落鳥

キッチンハイターなどの漂白剤って、正直なところ、普段の生活の中でかなり気軽に使いますよね。私もインコと暮らし始めたばかりの頃は、そこまで深く考えずに普通に使っていました。
キッチンハイターの主成分は次亜塩素酸ナトリウムで、漂白作用があって、菌などの微生物を除去する力があります。さらに洗浄成分も含まれているので、軽い汚れなら一緒に落とせて便利なんですよね。台ふきんの消毒などで、薄めて日常的に使っている方も多いと思います。
ただ、ここで一度だけ立ち止まって考えてほしいことがあります。あの独特のツンとしたニオイ、気になりませんか。人間でも「ちょっとキツいな」と感じるあのニオイこそが、愛鳥にとってはかなり危険なものです。
状況や濃度によっては、本当に短い時間で落鳥してしまうケースもあります。私も調べていく中で知って衝撃を受けたのですが、その理由は鳥類特有の呼吸器の構造にあります。
鳥はとても効率のいい、優れた呼吸器を持っています。そのぶん、空気中に含まれる毒素の影響をダイレクトに受けやすい生き物です。私も最初は「そこまで影響が出るの?」と半信半疑でしたが、文献や獣医師監修の情報を読み進めるうちに、これは軽く考えてはいけない話だと感じました。
鳥の呼吸の仕組みについては、別の記事で詳しくまとめています。仕組みを知ってから読み返すと、なぜ漂白剤が危険と言われているのかが、感覚的にも腑に落ちると思います。

では、漂白そのものを全部諦めるしかないのかというと、そういう話ではありません。塩素系漂白剤ではなく、「酸素系漂白剤」であれば、有害ガスが発生する心配はかなり低くなります。
店頭では「過炭酸ナトリウム」という名前で売られていることが多く、「酸素の力で漂白・除菌」と書かれている商品がそれにあたります。使用後は、炭酸ナトリウム・酸素・水に分解されるため、人体や環境への影響も比較的少ないとされています。
私自身、さくらちゃん、さいちゃん、ぽぽちゃんと一緒に暮らすようになってからは、愛鳥がいる環境では必ず酸素系漂白剤を選ぶようになりました。全部を怖がる必要はありませんが、選択肢を知っているかどうかで、守れるものは確実に増えると感じています。
【飼い主も危険】塩素系漂白剤(ハイター)を誤飲した場合
これは、愛鳥だけに限った話ではありません。実は、塩素系漂白剤は飼い主自身にとっても十分に危険なものです。私も調べるまでは「強い洗剤」くらいの認識でしたが、知れば知るほど軽く扱っていいものではないと感じました。
原液や濃い濃度の液を飲んでしまった場合は、飲んだ量に関係なく、必ず応急処置を行い、そのうえで飲んだ製品を持参して、すぐに医師の診察を受けてください。この判断を迷っている時間が、あとから大きな差になることもあります。
通常の使用濃度に薄めた液を誤って飲んだ場合でも、油断はできません。応急処置をしたあとも、しっかり様子を見る必要があります。飲んだ直後に特に症状がなくても、時間が経ってから体調に変化が出ることもあるため、少しでも異変を感じたら製品を持って医師に相談してください。
人間でもこれだけ注意が必要なものです。体の小さいインコたちにとっては、同じ環境にあるだけで、さらに大きなリスクになります。私自身、この事実を知ってからは、漂白剤を使う場面や方法について、かなり神経を使うようになりました。
愛鳥の場合、異変に気づいた時には、あっという間に落鳥してしまうケースもあります。後からどれだけ後悔しても、時間は戻りません。だからこそ、事前に避けられるリスクは、徹底的に避けておくべきだと私は思っています。
愛鳥にとって危険な身近なものについては、こちらの記事でもまとめています。

次は、家の中で気をつける物を整理してから順番に確認する
- インコや文鳥に危険な身近なモノ10選|突然死を防ぐ知識
ハイターの話を「生活の中の危険」という枠で整理し直したいときに向いています。私も一度ここで全体像を押さえてから、家の中を見直す流れにしています。 - 蚊取り線香・虫除けは危険?インコ中毒と突然死を防ぐ私の確認メモ
同じ「空気に乗るもの」の延長で、虫対策まわりをどう扱うかを確認できます。私が不安になって調べて、実際の使い方まで落とし込んだメモです。 - 〖テフロン加工は有害〗インコに危険?│突然死・落鳥の原因
「使う/使わない」を決める材料として、調理器具側のリスクを整理しています。私も「知って気をつける」の具体が欲しくて、この手の話は別でまとめて確認しています。 - 〖一覧〗インコが食べると中毒を起こす食べ物からNGな野菜│30選
生活用品の見直しが一段落したあとに、食べ物側もまとめて確認したいときに使えます。私も「ついでに一気に点検する」目的で開くことが多い一覧です。
まとめ:インコと暮らす家では「使っていいか」を先に決めておく
ハイターに限らず、人間にとって当たり前に使っているものが、愛鳥にとっては命に直結する危険になることがあります。
私自身、さくらちゃん・さいちゃん・ぽぽちゃんと暮らす中で調べていくうちに、「問題が起きてから考える」のでは遅いと強く感じました。
全部を怖がる必要はありませんが、使う前に知っておく、代替できるものは置き換える、この判断を先にしておくだけで防げるリスクは確実にあります。
大切なのは、愛鳥がいる前提で生活環境を整えること。その積み重ねが、突然の後悔を減らす一番の近道だと思っています。
今回の内容については、YouTubeでも動画として詳しくお話ししています。
文章だけでは伝わりにくい部分も補足しているので、あわせて見ていただけると理解しやすいと思います。
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