「せっかく買ってきたのに、全然遊んでくれない……」そんな経験、インコの飼い主さんなら一度はあると思います。私も同じで、さくらちゃんやさいちゃん、ぽぽちゃんのために選んだおもちゃが、見向きもされずに終わったことが何度もありました。そのたびに少しがっかりしつつ、「じゃあ、どうしたら遊んでくれるんだろう」と考えるようになったんです。
そこで思い切って、市販のおもちゃに頼らず、自分で作ってみることにしました。工作が得意というわけでもありませんが、初心者でも無理なく作れるように、工程はできるだけシンプルにしています。難しい道具や特別な材料は使わず、「これなら私にもできそう」と思える内容を意識しました。
今回作ったのは、家の形をしたゆらゆらブランコです。作りながら、さくらちゃんはこういう揺れが好きそうだなとか、さいちゃんは噛める場所があった方がいいかな、ぽぽちゃんは大きさが大事かも、そんなことを考えつつ少しずつ形にしていきました。実際の反応を見ながら調整していったものなので、同じように悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
手作りおもちゃの材料

材料はすべて100均(ダイソー)でそろえました。思い立ったときにすぐ試せるのは、手作りおもちゃのいちばん良いところだと感じています。高い材料をそろえなくていいので、「失敗したらどうしよう」と構えすぎずに始められるのも助かりました。
今回使った材料は、次の3つです。
・ウォールシェルフ
・ガーデニング用チェーン
・綿巻糸
どれも売り場で見かける、ごく普通のアイテムです。実際に手に取ってサイズや重さを確認しながら、「これならさくらちゃんはいけそう」「さいちゃんは噛みやすいかも」「ぽぽちゃんには少し大きめかな」と想像しつつ選びました。
工具についても特別なものは使っていません。ペンチなど、家にある道具があれば十分です。新しく何かを買い足さなくても作れるので、初めて手作りに挑戦する方でも無理なく取り組めると思います。
おもちゃ作りの手順

まずは角の部分で固結びをして、そこを起点に紐を巻いていきます。このとき、紐が重ならないように意識しながら、ひと巻きずつ丁寧に進めるのがポイントです。ここを適当にしてしまうと、あとから緩みやすくなるので、私は少し時間をかけて慎重にやりました。
今回は細めの綿巻糸を使っていますが、これはあくまで一例です。くちばしの大きさや噛む力は、さくらちゃん、さいちゃん、ぽぽちゃんでもそれぞれ違いました。実際に暮らしてみると、その子の体格や性格に合った太さがあると感じるので、愛鳥に合わせて無理のないものを選んであげてください。

紐は「ぎゅっぎゅっ」と締めるイメージで巻いていきます。片方の手で紐を軽く押さえながら進めると、力が逃げにくくなって、思っているよりスムーズに作業できました。慣れないうちは手が疲れますが、ここは焦らず進めた方が結果的にきれいに仕上がります。
この部分が緩いままだと、使っているうちに紐がほつれてきて、足に絡んでしまう可能性もあります。実際にさくらちゃんやさいちゃん、ぽぽちゃんと暮らしていると、「ちょっとした隙」が事故につながることを実感します。だからこそ、安全面を優先して、時間をかけてしっかり丁寧に仕上げました。

ガーデニング用のチェーンは、使いやすい長さになるように4本に分割しました。今回はチェーンを選びましたが、必ずしも同じものでなくても大丈夫です。しっかり吊るせるものであれば、丈夫な紐などでも代用できます。
実際に作るときは、家にあるものを一度見回してみるのがおすすめです。「これ、使えそうかも」と思うものが意外と見つかりますし、さくらちゃんやさいちゃん、ぽぽちゃんの性格や動きを思い浮かべながら選ぶと、安全面にも自然と目が向くようになります。無理に材料をそろえず、手元にあるもので工夫してみてください。

チェーンを開くコツとして、まずはチェーンをペンチでしっかり固定します。その状態で、ドライバーなどを使い、「てこの原理」を意識しながら少しずつ力をかけると、思っているよりも簡単に開きました。無理に力任せにやらない方が、チェーンも変形しにくく扱いやすいです。
慣れていないうちは、手元が滑ったり、思わぬ方向に力が入ったりすることもあります。私も最初は少し怖さがあったので、軍手をつけて作業しました。怪我をしないことが一番大切なので、安心できる準備をしてから進めてください。

今回はステンレス製の洗濯バサミを使って、全体をまとめてみました。家にあったものをそのまま使えたので手軽でしたし、作業自体も難しくはありませんでした。
ただ、実際に使ってみると、オカメインコのぽぽちゃんには少し小さく感じました。同じインコでも鳥種や体格で使いやすさはかなり変わります。さくらちゃんやさいちゃんとは感覚が違って、「これは合う」「これは微妙かも」と分かれる場面もありました。だからこそ、サイズ感はその子に合わせて調整する必要があると感じています。

まとめる部分については、今回使ったものにこだわる必要はありません。実際に作ってみて、「これじゃないとダメ」という感じはまったくありませんでした。
二重リングとS字フックの組み合わせでも使えますし、キーホルダーのリングにS字フックをつなぐ形でも問題なく固定できます。さくらちゃんやさいちゃん、ぽぽちゃんの動き方や体の大きさを見ながら、「この形なら安心かな」と思えるものを選んであげるのがいちばん大切だと思います。
次の記事:おもちゃの考え方→0円で試す→遊び方のコツ→止まり木DIY
- コザクラインコのおもちゃと遊び方|手作り・安全性・選び方
手作りおもちゃや遊びの話が同じカテゴリ内でまとまっています。今回作ったブランコの位置づけを整理しながら、次に読む記事を探しやすいです。 - 0円で簡単!インコが夢中の手作りおもちゃ術
「まず反応だけ見たい」ときに試しやすい内容です。放鳥前の準備や固定の工夫など、私がやってみた流れがそのまま書かれています。 - 初心者向け|コザクラインコと噛まれない遊び方と芸の教え方
遊びや関わり方の中で、反応のさせ方をどうするかを整理できます。さくらちゃん/さいちゃん/ぽぽちゃんの反応の違いを見ながら、同じ失敗を繰り返さないための確認に向きます。 - 〖作り方〗どこでも引っ掛けられるインコの止まり木│自作DIY
おもちゃを増やした後、「吊るす場所」を作りたくなったときの次の一手になります。移動できる遊び場にしたい、という私の試行錯誤の流れがそのまま残っています。
まとめ:作ってみて分かった、今回のブランコの手応え
これまでにもいろいろなおもちゃを作ってきましたが、今回のブランコは反応がかなり良い方でした。さくらちゃんもさいちゃんも、こちらから促さなくても自分で乗るようになり、「あ、これは気に入ったな」と分かる瞬間が何度もありました。
使っている様子を見ていると、揺れ方や高さが合っていたのか、落ち着いて過ごせている印象があります。
材料も手軽で、作り方も難しくないので、少し形を変えたり素材を替えたりとアレンジしやすいのも良いところです。市販のおもちゃにあまり興味を示してくれなくて悩んでいる方には、「こんな方法もあるんだ」と気軽に試してもらえたらと思います。インコの反応を見ながら調整していく時間も、飼い主として楽しいひとときになります。
- 紐はもう少し太めでも良さそう
- チェーン以外の安全な代用品も検討したい
※当ページではAmazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています

