【原因と対策】鳥インコの毛引き症・自咬症は治る?

現在、愛鳥の状態はいかがでしょうか?まずは原因を探るよりも『悪化させない』ことが先決です。

羽を抜いてしまっていたり皮膚を傷つけている場合は早急に病院へ連れて行きましょう。状況によって『エリザベスカラー』の装着が必要になるかもしれません。

でもでも注意してください!!予防なので仕方がない事なのですが、病院の『エリザベスカラー』は対処療法でしかなくて、愛鳥に思いやりのある作りになっていないと思われます。鳥専門の病院であれば親身に対応して頂けるかもしれません・・・。

○○さんのコメント
病院のクリアファイルエリザベスで辛い思いをさせてしまった・・・

こんなコメントを見ると辛いですね。まさか病院のエリザベスカラーで愛鳥が苦しむなんて・・・。

もし同じような状況になりそうであれば『☆コザクランラン☆さん』に相談されるのをおススメします。

ご自身も同じような思いをされ、愛情たっぷりの『トリザベスカラー』を生み出した方です。初めての方は『実際に購入された方のコメント』を参考にされると良いと思います。

※下記に『☆コザクランラン☆さんよりコメント』があります。

コザクランランさんの愛鳥
ジャッキーちゃん(♂)

☆コザクランラン☆さんよりコメント
エリザベスカラーの装着は診断後の判断です。『毛引き症・自咬症』には様々な要因があるので素人判断ではなく病院で適切な診断を受けて下さい
飼い主さんは『毛引き症・自咬症』にショックだと思いますが、私の経験上エリザベスカラーを初装着する子の『95%の子が大暴れ、5%の子がひどく落ち込んでご飯を食べなかった』という印象があります。SNS上で落ち着いて装着しているインコちゃんの写真や動画を見られるかもしれませんが、紆余曲折が何か月もあり落としどころをみつけた結果です。場合によっては愛鳥を苦しめてしまう恐れもあるので、出来るだけ早いうちに鳥専門病院でご指導頂くことを強くお勧めします。同じ種類のトリでも個体差があり、またエリザベスカラーは相性があるので、色々なサイズ・形・素材を試して、「落としどころ」を見つけていく作業に時間がかかります。最初に試したもので改善するパターンももちろんありますが、試行錯誤の日々が「落としどころ」を見つけるために必要になると思います。
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『毛引き症・自咬症』が発症するもっとも多くの原因

『毛引き症・自咬じこう症』が発症する原因の多くは精神的なストレスだそうです。野生で暮らす鳥には見られない、飼い鳥特有の行動。

横浜小鳥の病院さんの統計データによると毛引きを起きやすいインコの鳥種は下記だそうです。ちなみに、オスの方が毛引きしやすい傾向だって。横浜小鳥の病院さんのブログはとても参考になります。ぜひ、一度ご覧になってください。

横浜小鳥の病院

ヨウム
マメルリハ
コザクラインコ
ボタンインコ
ウロコインコ

 

 

知能が高い子やコンパニオンバード・ラブバードのように飼い主の手に乗ったて遊んだり、コミュニケーションをとることを楽しみにする特徴からか『毛引き症・自咬症』を発症するケースにつながると考えられます。

ただ、原因が1つとは限らないで複雑に絡んでいるんだって。その原因が特定できないことも珍しくないらしいよ。

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【原因と対策】鳥インコの毛引き症・自咬症は治る?

ストレス

『ストレス』と言っても受け方はその子その子で違うのでとてもデリケートな問題です。

・一緒に生活している家族の変化
・新しくペットが増えた
・ケージを変えた
・苦手なおもちゃがある
・遊び相手がいなくなった

ストレスによる精神的な毛引きは『治療が難しい』って。まずは愛鳥と向き合って原因を特定する必要がありますね。ストレスを取り除いても毛引きが習慣化してしまっている場合もあるので『トリザベスカラー』などで対処しましょう。

孤独

コンパニオンバード・ラブバードは基本群れで生活しています。

1羽飼いでお留守番の時間が長く、狭いケージの中で退屈を紛らわせる事は難しい状況です。だからといっておもちゃを多く設置するとケガの原因にもなるので注意が必要。

『おもちゃを与えておけばいいだろう』って事ではなくて、愛鳥の気持ちを理解してあげましょう。だからと言って構い過ぎるのも、とある日から『連日忙しくて構えない』となってしまうと『分離不安』という障害を引き起こすこともあります。

※分離不安・・・愛着の対象となっている人と離れることに極度に恐れる障害

退屈

毎日変化のない同じ日々の繰り返しは人間だってストレスになりますよね?

野生では、季節によって餌場や餌の内容が変わりますし、危険もあります。常に仲間とコニュニケーションをとって、精神的・身体的な刺激があります。

フォレイジング(フォージング)という採餌行動がストレス解消になります。毛引きとかって『問題行動』とか言われますが、人間が関わる事でそうさせてしまっている可能性が高いので、なんか歯がゆいですね・・・。私が作ったアイテムを紹介しますので良かったら参考にして下さい。

発情

発情のイライラも『毛引き症・自咬症』の原因の1つに考えられます。私達が良かれと思っている飼育環境は残念ながら年中発情させる条件が整っています。

発情抑制としてもっとも効果があったのが『食事制限』です。おおよそ体重の10%を2~3回に分けて与えています。体調にもよるのでむやみに食べさせない事はNGです。『発情抑制』については下の記事を参考にしてみて下さい。

・日照時間
・気温の上昇
・食べ物が豊富
・外敵のストレスがない

 

遺伝

鳥種や産まれ持った遺伝的な性格も影響する可能性があるとの事。大型鳥は知性が高いため退屈によりストレスを感じやすいんだって。

コザクラインコとボタンインコはラブバードと言われるだけあってか、約4羽に1羽が『毛引き症・自咬症』を発症してるんだって。愛情を強く求める鳥種だからよくわかります。次の動画も簡易的なフォレイジング(フォージング)となりますが、非常に夢中になるのでオススメです。

『毛引き症・自咬症』の原因として脳内のセロトニン不足が原因の1つと考えられます。

ビタミン不足やタンパク質の不足はセロトニン不足につながり、毛引きの原因に。また規則正しい生活を心掛けることで体内時計が整ってストレスが減ります。飼い主と同じ生活リズムにするのはNG。早寝遅起きさせて日照時間を調整してください。日光浴なども効果的です。

セロトニンが脳内のホルモンをコントロールする事によって精神的が安定します。
『毛引き症・自咬症』にも影響する事なので、飼い主さんは意識してあげてください

病気

『ワクモ等のダニなどの外部寄生虫やヘキサミタなどの消化管内寄生虫、ウイルスの感染』なども原因と考えられます。病院で診察の上、治療してもらいましょう。

ちなみにインコなどの小鳥で『ダニが原因』で毛引きするケースはほとんどないんだって。

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まとめ:毛引き症・自咬症について

『野生で暮らす鳥には見られない、飼い鳥特有の行動』という事を念頭に理解してあげる事が大切だと感じました。

人間の勝手でヒナの内に巣から取り出して育てられ、輸送され問屋に行きペットショップへ・・・突然起こる目まぐるしい環境変化は、強いストレスを感じないわけがないですよね(;’∀’)母親と長く生活した動物の子どもはストレス耐性が高いって・・・

たぶん親と一緒の時間なんてほぼないんですよね。

わが子を可愛く思えば思うほど、自分も含め人間の身勝手さに悲しさも感じてしまいます・・・。でも、ペットショップで販売されている現状はどうにもならないので、気持ちを理解された優しい方にお迎えされる事を願います。

☆コザクランラン☆さんのYoutube動画になります

コザクラインコの飼育
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