コザクラインコのトイレ(しつけ・うんち)ガイド|覚えられる?方法と実例
「インコってトイレを覚えられるの?」
コザクラインコを飼い始めたばかりの頃、私も真っ先に気になったのがトイレやうんちのことでした。放鳥時間が増えると、「しつけで何とかできるのかな?」と考える方も多いと思います。
この記事では、コザクラインコのさくらちゃん(メス)と暮らす中で実際に試したことや感じたことをもとに、インコのトイレについて現実的な考え方をまとめました。完璧なトイレのしつけを目指すというより、インコの行動を知って、日常の放鳥や接し方を少し楽にするためのヒントとして読んでもらえたらと思います。
インコはトイレを覚えられるのか?
結論から言うと、インコが人間みたいに「トイレを完璧に覚える」ことは、正直かなり難しいです。これはしつけが足りないとか、教え方が悪いという話ではありません。
鳥は体のつくり的に、食べてからうんちをするまでの時間がとても短く、そもそも排泄物を体の中に溜めておく仕組みがないんですね。いつでもすぐ飛び立てるように、身軽でいるためにそう進化してきた生き物なので、あちこちでうんちをするのはごく自然な行動です。
実際、さくらちゃんを見ていても、「今は我慢して、あとでトイレで…」なんてことはまずありません。出るときは出る、という感じで、とても分かりやすいです。だから最初から「決まった場所でしかしない状態」を目標にしてしまうと、どうしても無理が出てしまいます。
それよりも、「このタイミングだとうんちしやすいな」「放鳥して少ししたら出やすいな」というように、時間や流れをなんとなく把握して合わせていく考え方のほうが、インコにも飼い主にもずっと楽でした。トイレのしつけというより、インコのリズムを知る、という感覚に近いかもしれません。
この前提を知っておくだけでも、「思った通りにできない…」と悩まずに済みますし、これから紹介する方法の受け取り方も、かなり気持ちが軽くなると思います。
トレーニングの方法(やってみた実例)
実際に我が家で試した方法は、次のようなシンプルな流れでした。
- 放鳥中に「排泄しそうなタイミング」を普段から観察する
- 出そうな様子が見えたら、手や指に乗せてゴミ箱の上へ移動しながら「うんち」と声をかける
- その場で排泄できた場合は、少し大げさなくらい褒める
このやり方でいちばん大事にしていたのは、インコの排泄リズムや行動パターンを無視しない、ということでした。トイレのしつけだからといって、無理に我慢させたり、うまくいかなかった時に叱ったりすると、インコにとってはかなりのストレスになります。
さくらちゃんも、気に入らないことがあると態度にすぐ出るタイプなので、「あ、これは嫌なんだな」と感じたら、その時点でやめるようにしていました。続けようと思えばできなくはなかったかもしれませんが、無理をしてまでやる意味はないな、と感じたからです。
インコのトイレやうんちのしつけは、根気よりも観察のほうが大事だと感じています。表情や動き、落ち着きのなさなどをよく見ていると、「今日はやめておこう」「今はタイミングじゃないな」という判断が自然とできるようになります。その積み重ねが、結果的に問題行動を防ぐことにもつながっていました。
タイミングを利用したトレーニング
毎日の放鳥を続けていると、「あ、これそろそろうんち出るな」という瞬間が、なんとなく分かるようになってきました。さくらちゃんの場合、急に落ち着きがなくなったり、いつもと違う姿勢を取ったりするのがサインでした。そういう様子が見えたら、慌てずに指に乗せて、ゴミ箱やあらかじめ決めておいた場所へそっと移動させて、やさしく声をかける。これだけでも、トイレの成功率は少しずつ上がっていきました。
とはいえ、毎回うまくいくわけではありません。あくまで「この流れだと、ここですることが多いよね」という条件反射に近いものなので、失敗する日も普通にあります。さくらちゃんも気分屋なところがあるので、「今日は違ったか」と思うこともしょっちゅうでした。
大事なのは、インコのトイレやしつけを完璧にしようとしないこと。この方法も、できたらラッキーくらいの気持ちで向き合うほうが続きました。この感覚が、このあと触れるトレーニングの目的ともつながってきます。
トイレトレーニングの目的
インコの場合、「トイレをちゃんと覚えさせなきゃ」と力が入りすぎると、だんだん飼い主のほうがしんどくなってきます。さくらちゃんと暮らしていて感じたのも、トイレのしつけというより、スキンシップや普段のやり取りの延長くらいに考えたほうが、気持ち的にも続けやすいな、ということでした。
放鳥中に「あ、またここでうんち…」となると、「せめて場所だけでも決められたら」と思ってしまいますよね。私も飼い始めた頃は、まさにその状態でした。でも、インコにとってうんちは我慢するものではなくて、出るときに出る、ごく自然な行動なんですよね。そこを無理にどうにかしようとすると、どうしても噛み合わなくなってきます。
行動の面でも、排泄そのものを抑えようとするやり方は向いていないと言われています。嫌がっているのに続けたり、失敗するたびに気にしてしまうと、インコにとってはかなりのストレスになります。さくらちゃんも、無理をさせると分かりやすく態度に出るので、「あ、今のはやりすぎたな」と反省することが何度かありました。
そんな経験もあって、私は「トイレを覚えさせる」というより、「この子のペースや癖を知る時間」くらいの気持ちで向き合うようになりました。そう考えるようになってからのほうが、気持ちも楽ですし、次に出てくる個体差の話も、より自然に受け止めてもらえると思います。
トレーニング結果と個体差
ブログ下部のYouTube動画でも確認できますが、さくらちゃん(メス)とさいちゃん(オス)では、トイレトレーニングへの反応や理解の仕方に違いが見られました。さらに、同じ環境で暮らしていても、ぽぽちゃんのようにまったく関心を示さないタイプもいます。
このように、トイレに関する反応は個体差が非常に大きいため、「できなくて当たり前」という前提で向き合うことが重要です。うまくいった時の達成感は確かにありますが、すべてのインコに当てはまる方法ではありません。
まずは、愛鳥との関係を深める一つの要素として、無理のない範囲で取り入れてみてください。トイレをきっかけに、日々の行動や性格を改めて観察してみるのもおすすめです。
以下のYouTube動画も参考にしてください。実際の様子を映像で確認できます。文章で読んだ内容と照らし合わせながら見ることで、理解がより深まります。
同じ状況で次に確認しておくべき記事
- 【初心者向け】コザクラインコの遊び方 芸やしつけ
トイレの話を「しつけ全般」の中でどう捉えるかが整理できます。声かけや褒め方など、日常の関わり方の前提を整える目的で読むと噛み合います。 - 【0円ですぐ出来る】手作りでおもちゃになるもの インコの遊び
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指に乗せて誘導する場面で噛みが出ると続けにくくなります。やる/やらないの判断材料として、対応の選択肢を把握しておくと安心です。
まとめ|トイレしつけは「できたら助かる」くらいでちょうどよかった
インコのトイレしつけについては、飼い始めるとどうしても気になるテーマだと思う。私も、さくらちゃんと暮らし始めた頃は、「放鳥中のうんち、何とかならないかな」と考えたのが正直なところだった。
実際にやってみて感じたのは、インコにとってトイレは教え込むものというより、こちらが行動の流れを知って寄せていくものに近い、ということだった。朝ケージから出した直後や、放鳥して少し経った頃など、出やすい場面は確かにあるけれど、それは毎回同じではなく、気分や体調でも普通に変わる。
トレーニング自体は、うまくいく日もあれば、全然ダメな日もある。さくらちゃんは比較的反応が分かりやすかったけれど、さいちゃんは受け取り方が違ったし、ぽぽちゃんはそもそも関心がないタイプだった。同じ環境で暮らしていても、ここまで差が出るのかと感じる場面は多かった。
だから今は、トイレしつけを「できなくても困らない」「できたら少し楽になる」くらいの位置づけで考えている。掃除しやすい環境を用意して、放鳥中の様子をよく見て、今日はいけそうかどうかを判断する。その積み重ねで、日常は十分回る。
私にとっては、トイレトレーニングというより、良好な関係を築くためのコミュニケーションの一部として向き合った方が、結果的に気持ちも楽で続けやすかった。これからインコを迎える人や、飼い始めたばかりの人も、「ちゃんと覚えさせなきゃ」と構えすぎなくていいと思う。
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